ビアトリクス・ポターはごく幼いころから、両親のルパートとへレンの勧めで絵を描き始めました。子どものころ描いていたのは、ほとん??植物??物のスケッチでした。一家は画家のミレーと親交がありましたので、ビアトリクスは彼の影響で絵画の世界に入り、王立美術院へ通って、彼女らしさを決定づける絵画技術を養いました。ポターはゲーンズボロー、レイノルズ、ラファエロ、ティツィアーノなどの作品が好きで、日記には展覧会を訪れた時のことが詳しく記されています。 1890年代に入ると、ビアトリクスは博物学、特にキノコの研究に熱中しはじめます。それと同時に小冊子やカード類、アルバムなどにさし絵を描くことでささやかな収入も得るようになりました。ビアトリクスは生涯を通して、できるだけ正確に自然を写実することを主義としていました。 ビアトリクス・ポターといえば、すぐに有名な動物たちのキャラクターのさし絵を思い起こしますが、あとに残されたスケッチや絵画を見ると、動物から風景、花や化石まで、実にバラエティに富んだものが描かれていることに驚かされます。
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